MEMBER浦幌テロワールの協力メンバー

<span>RIKKA LLC.</span>鈴木 將之 菅野 小織

<span>RIKKA LLC.</span>鈴木 將之 菅野 小織

浦幌町内で100%浦幌産の大麦を使用したクラフトビールの製造・販売を行う「RIKKA LLC.」を運営する鈴木將之さんと菅野小織さん。 事業のこと、これまでのこと、これからの浦幌テロワールへの関わり方などについてご紹介いたします。 浦幌産100%の大麦から。クラフトビールがつなぐ“畑とまち” RIKKA LLC.(以下RIKKA)がつくるのは、原料づくりから製造までを浦幌で完結させたクラフトビール。 主役は、浦幌産の大麦100%。畑で育った麦が、製麦を経て、ビールになり、瓶や樽として町の外へも広がっていく——その一連の流れそのものが、地域の新しい価値になっています。 代表の鈴木將之さんは静岡県出身、副代表の菅野小織さんは宮城県出身。 ふたりは「農業を通じて環境を良くしたい」という思いを起点に、まずは小さな種まきから一歩を踏み出し、試行錯誤を重ねてきました。 ビールは“目的”というより、環境再生型の農業やオーガニックを広げるための、みんなに届きやすい入り口。 おいしく飲める一杯の背景に、土や畑、そして浦幌の風土が重なっているのが、RIKKAのビールの魅力です。 浦幌産大麦100%のビール「種蒔き」。フルーティでクセのない味わい 浦幌テロワールを立ち上げたきっかけ 浦幌テロワールを立ち上げようと思った大きなきっかけは、「子どもたちの給食を、浦幌の食材でもっと食べられるようにしたい」という願いでした。 浦幌は食料自給率が非常に高い一方で、町の中で子どもたちが地元の食に触れる機会は多くありませんでした。 食育の視点から、地産地消を“暮らしの中の当たり前”にしていく。 その手段として、テロワールという枠組みが生まれていきます。 今後どのような活動をしていきたいか 今後は、給食での地産地消の割合を増やすことを軸にしながら、子どもたちだけでなく地域の人にも浦幌の食材を選んでもらえる流れを広げていきたい考えです。 あわせて、オーガニックの圃場面積を少しずつでも増やし、環境に負荷をかけない農業を“特別なもの”ではなく一般的な選択肢にしていく。 食育とオーガニック、その二つを柱に、町の未来につながる取り組みを積み重ねていきます。 ACCESSアクセス RIKKA LLC. 北海道十勝郡浦幌町寿町4 HP:https://rikkabeer.buyshop.jp/

<span>農事組合法人レギューム</span>井戸川 伴嘉

<span>農事組合法人レギューム</span>井戸川 伴嘉

浦幌町で「農事組合法人レギューム」を運営する井戸川 伴嘉さん。 農場のこと、これまでのこと、これからの浦幌テロワールへの関わり方などについてご紹介いたします。 浦幌の風土が育てる“レギューム”の根菜 農事組合法人レギュームの井戸川伴嘉さんが育てるのは、浦幌の土地と気候をいかした野菜たち。 法人名の「レギューム」はフランス語で“野菜”を意味し、その名の通り畑の真ん中から食卓へ、まっすぐに届ける仕事を続けています。 規模は約120ヘクタール、7人で営農。主力はてんさいに加え、にんじん(品種:紅奏)や大根(品種:夏巡り)などの根菜です。 栽培で大切にしているのは減農薬。 「体に良いものをつくりたい」という想いは、父の代から受け継いできた姿勢でもあります。 井戸川さんは、野菜は“土地の風土でできるもの”だと語ります。 浦幌は寒暖差があり、根菜に向いた環境。さらに水持ちの良い土地は乾燥にも強く、しっかり太った野菜が育ちやすい。そうした風土の良さも、もっと町の人に知ってほしいといいます。 実際に大根とにんじんは町内の飲食店や学校給食、子ども園、老人ホームなどへも提案し、日々の食に浦幌産が自然に入っていく流れをつくってきました。 浦幌テロワールに参加したきっかけ 井戸川さんが浦幌テロワールに参加したのは、立ち上げ当初から。 きっかけは発起人のRIKKAさんの取り組みを知ったことでした。 環境再生型農業への関心がもともとあり、「できるところからでもやっていける」と思わせてくれた点が大きかったといいます。 完璧を目指すより、まずは一歩。一緒にやってみたい、同じ方向を向く仲間と進みたい——そんな気持ちが背中を押し、テロワールの活動へ加わることを決めました。 今後どのような活動をしていきたいか これから井戸川さんが力を入れたいのは、浦幌の“風土の価値”と野菜の魅力を、より広く伝えていくこと。 浦幌町ではオーガニックビレッジ宣言を出す予定もあり、町全体の流れとしても追い風が吹いています。 これまで行ってきた町内の飲食店や給食、施設への提案をさらに広げ、日常の食のなかで浦幌産が当たり前に選ばれる状態を目指したい。 環境再生型農業の考え方も、できる範囲から実践しながら、土地に合う根菜を軸に「浦幌だからこそできる野菜づくり」を発信していく考えです。 ACCESSアクセス 農事組合法人レギューム 北海道十勝郡浦幌町字トイトツキ72番地の3 HP:https://legumes-tokachi.com/

<span>株式会社アサヒアグリアクション</span>山田 史弥

<span>株式会社アサヒアグリアクション</span>山田 史弥

浦幌町で株式会社アサヒアグリアクションを経営する山田 史弥さん。 農場のこと、これまでのこと、これからの浦幌テロワールへの関わり方などについてご紹介いたします。 土の声を聞き、次の世代へつなぐ畑 株式会社アサヒアグリアクションの山田史弥さんは、浦幌で農作物づくりに取り組む生産者。 高校は釧路、大学は東京へ進み、本当は教員の道を志していたといいます。しかし両親の体調不良をきっかけに家業を継ぎ、農業の現場に立つことになりました。 主力は、じゃがいもと大麦。なかでも大麦は浦幌テロワールの発起人であるRIKKA LLC.のクラフトビールの原料にも使用されており、不耕起と有機栽培で挑戦を続けています。 その他にはにんにくや小麦を認定の圃場で有機栽培しており、今後は大豆の栽培も広げていく計画です。 山田さんが何より大切にしているのは、「オーガニックそのもの」よりも土の健康と状態。 子どもや孫の世代まで良い土を維持し、引き継いでいくための手段として、不耕起や有機農業を取り入れています。 自分の畑の土を掘って断面を見たとき、思ったよりも状態が良くなかった。 その経験と、環境再生型農法の勉強会での学びが重なり、「土への考え方を改めたい」と一歩を踏み出しました。 有機栽培のにんにく 浦幌テロワールに参加したきっかけ 山田さんが浦幌テロワールに参加した理由は、とてもシンプルです。 「自分たちの作物を、自分たちの街で食べてもらいたい」。 その思いを、子どもたちの給食にまで広げていきたいと考えています。 現在も、いも・かぼちゃ・にんにくなどを町内の飲食店へ卸していますが、地産地消の流れはまだ伸ばせるはず。 地域の食卓で浦幌の作物が当たり前に選ばれる機会を増やしたい——その方向性がテロワールの理念と重なり、参加を決めました。 今後どのような活動をしていきたいか 今後山田さんが目指すのは、給食を含め浦幌の地産地消をさらに前へ進めること。 理想は「浦幌の作物100%の給食」です。 その実現に向けて、作る側だけで完結させるのではなく、仲間を増やし、理解者を広げていくことが欠かせないといいます。 情報発信を強め、勉強会やイベントにも積極的に参加しながら、環境再生型農法や土づくりの価値をわかりやすく伝えていく。 畑の未来と、子どもたちの食の未来をつなぐために、地域の輪を少しずつ大きくしていきたい考えです。 お使いのブラウザは動画再生に対応していません。 小麦の播種風景 お使いのブラウザは動画再生に対応していません。 ACCESSアクセス...

<span>株式会社ciokay</span>森 健太

<span>株式会社ciokay</span>森 健太

浦幌町でハマナスを使ったオーガニックコスメの製造・販売等を行う「株式会社ciokay」を運営する森 健太さん。 事業のこと、これまでのこと、これからの浦幌テロワールへの関わり方などについてご紹介いたします。 ハマナスで浦幌の未来を香り立たせる 株式会社ciokay(チオカイ)の森健太さんが手がけるのは、ハマナスの栽培から原料づくり、そしてオーガニックコスメの販売までを一貫して行う取り組みです。 化粧水やハンドクリーム、ミストなど、肌に触れるものだからこそ「100%天然成分」にこだわり、日本由来の“バラ”であるハマナスの香りを生かしたプロダクトを届けています。 ハーブのように心地よい香りは、使う人の気持ちまでやさしく整えてくれるよう。 森さんは三重県出身。京都の大学を経て2016年に浦幌へ移住し、翌2017年には事業として形にしていきました。 浦幌に来た理由は、子どもたちに向けたまちづくりに関わりたいという思い。地域おこし協力隊として活動するなかで、「ハマナスでこの街を活性化していきたい」というまちづくりプロジェクトに出会い、そこからciokayのストーリーが始まります。 森さんが感じる浦幌の魅力は、街の一部だけではなく“街全体”にあること。子どもたちが未来へつなげていきたいと思える空気が、この町の価値だと語ります。 同社運営ハマナスを使用したコスメブランド「rosa rugosa」のハンドクリーム 「rosa rugosa」の朝摘みローションミスト 浦幌テロワールに参加したきっかけ 森さんが浦幌テロワールに参加したのは、2025年。 テロワールの存在自体は以前から知っていましたが、展示会で発起人の一人である鈴木さんと一緒になったことが具体的なきっかけになりました。 もともと「いろんな取り組みに参加したい」という気持ちがあり、浦幌の魅力を伝える活動や地域を面白くする挑戦に、もっと積極的に関わっていきたいと考えていたといいます。 ハマナスを軸にしたciokayの取り組みと、地域を耕し直すテロワールの考え方が重なり、自然な流れで仲間入りを決めました。 今後どのような活動をしていきたいか これから森さんが目指すのは、ハマナスを“北海道らしい植物”として、より多くの人に知ってもらうこと。 実はハマナスがバラの仲間だと知らない人も多く、その魅力はまだ十分に伝わっていないと感じています。 だからこそ、ハマナスを北海道を代表する植物へ——そして浦幌の象徴のひとつへ育てていきたい。 また、原料生産にも力を入れ、ハマナス栽培は農薬・肥料・除草剤に頼らないオーガニックにこだわっています。 コスメとしての価値だけでなく、地域資源としての可能性も広げながら、香りとともに浦幌の未来につながる循環をつくっていく考えです。 ACCESSアクセス 株式会社ciokay 北海道十勝郡浦幌町栄町31番地 HP・オンラインショップ:https://rosa-rugosa.jp/

<span>HAARひつじ牧場</span>ミヤハラ ユウト

<span>HAARひつじ牧場</span>ミヤハラ ユウト

浦幌町で「HAARひつじ牧場」を運営するミヤハラ ユウトさん。 牧場のこと、これまでのこと、これからの浦幌テロワールへの関わり方などについてご紹介いたします。 “何もない”浦幌で、羊が主役の牧場をつくる HAARひつじ牧場のミヤハラ ユウトさんが浦幌で牧場を始めたのは2023年。 以前はニュージーランドやオーストラリアで暮らし、農家を手伝いながら日々の営みの中にある“動物と土地の近さ”を体感してきました。 もともと牧場や動物に興味があり、いつか山で暮らすように生きたい。そう考えたとき、大きな土地を持つなら「農家になるしかない」と腹を括ったといいます。 北海道を選んだ理由も、スケール感にありました。 海外に出ようと思っていた時期はコロナ禍。海外のような広い土地で挑戦するなら、日本では北海道しかない——その感覚が背中を押しました。 浦幌を選んだのは、「何もないところが良かった」から。東京に出たときに“合わない”と感じた経験もあり、余白のある場所で静かに暮らしたい思いが強かったといいます。 牧場づくりの中心にあるのは、徹底して「動物ファースト」。 羊を早く育てるために穀物を多給する飼い方が主流な中、HAARでは穀物に頼らず、95%を生草や乾燥草、残りを発酵飼料で補います。 ビール粕、乾燥おから、玄米、牧草などを組み合わせ、腸内環境や吸収率まで考えて飼料管理。 一般的なグレインフェッドより枝肉の歩留まりが良かったという結果も、その積み重ねの証です。 浦幌テロワールに参加したきっかけ 浦幌テロワールへの参加は、声をかけられたことがきっかけでした。 牧場を続ける中で、土地の風土や地域の営みと向き合う時間が増えるほど、「食」や「生産」を軸にしたつながりの大切さを実感していったミヤハラさん。 テロワールが目指す、地域の価値を掘り起こし、面白くしていく取り組みは、牧場の在り方とも重なる部分が多かったといいます。 浦幌という場所で挑戦を続ける仲間と交わりながら、自分の視点や発信も広げていきたい——そんな思いが自然と参加へつながりました。 今後どのような活動をしていきたいか 今後も変わらず軸に置くのは、「羊が主体」の環境づくりです。 飼料だけでなく、ストレスがかからない距離感や、伸び伸び過ごせる空気を整えることも牧場の仕事。 基本は“ほったらかし”の放任主義で、人が管理しすぎず、羊の自然な行動をサポートするスタイルを磨いていきたいといいます。 動物の健康を第一に考えた飼育を続けることで、結果として肉質や歩留まりにもつながっていく。その価値を、テロワールの仲間たちとも連携しながら、浦幌の風土とセットで伝えていく。 何もないからこそ、余計なものを足さずに本質に向き合える——そんな浦幌で、羊と人が無理なく共存する牧場の形を育てていく考えです。 ACCESSアクセス HAARひつじ牧場 HP:https://haarsheep.com/ 牧場では、家畜伝染病予防の為、牧場見学をお断りしております。...

古賀 詠風

古賀 詠風

十勝うらほろ樂舎の古賀 詠風さん。 これまでのこと、これからの浦幌テロワールへの関わり方などについてご紹介いたします。 “顔の見える食”で、浦幌の未来と暮らしをつなぐ 古賀詠風さんは、普段「十勝うらほろ樂舎」で働きながら、大学生インターンの受け入れや企業研修の手配などを担っています。 人と地域をつなぐ仕事の中で意識しているのは、“都会と農業をつなぐ”こと。特に第一次産業を軸に、地域で生まれる価値がきちんと届く流れをつくりたいと考えています。 もともとは遠軽で育ち、その後は札幌の大学へ。浦幌に来た理由は、町が「未来を見て」まちづくりに取り組む姿勢に惹かれたからだといいます。 次の世代を見据えて動く大人たちがいる。その空気に触れて、「ここで暮らし、関わりたい」と思うようになりました。 移住してから古賀さんが実感したのは、食べ物の“距離”が暮らしの豊かさを変えるということ。 何者かわからない誰かのものをただ食べるのではなく、産地と直接つながり、顔の見えるものを選ぶ。 そうすると食がぐっと身近になり、日々の暮らしが満ちていく。 そしてその循環が回り始めれば、地域の生産者も、食べる人も、ともに支え合える——古賀さんの活動の根っこには、そんな感覚があります。 浦幌テロワールに参加したきっかけ 古賀さんが浦幌テロワールに参加したのは、「環境に負荷をかけない農作物」を広げる機会になると感じたから。 仕事として地域と関わる中で、自分はどんな選択をし、何を伝えていきたいのかを考えたといいます。 移住後にさまざまな食を経験するほど、産地と直接つながって食べることが暮らしを豊かにする実感が強くなりました。 テロワールは、その循環を“食”という手段でつくっていける場。だからこそ、ただ知るだけでなく、関わる側として参加を決めました。 今後どのような活動をしていきたいか 今後古賀さんが目指すのは、テロワールの価値をわかりやすい形で届け、日常の選択として根づかせていくことです。 「浦幌テロワールのものを買ってください」と伝えたい——それは単なる販促ではなく、生産者の想いや背景まで含めて届けたいという意味でもあります。 テロワールの中での役割は、みんなの思いを形にしていく事務局的ポジション。 企画や調整、伝え方を整えながら、参加メンバーがつくる価値がきちんと伝わる土台をつくっていきます。 顔の見える食の循環を広げ、浦幌の未来につながる選択肢を増やしていく——そのための“つなぎ役”として動いていく考えです。