十勝うらほろ樂舎の古賀 詠風さん。
これまでのこと、これからの浦幌テロワールへの関わり方などについてご紹介いたします。
“顔の見える食”で、浦幌の未来と暮らしをつなぐ
古賀詠風さんは、普段「十勝うらほろ樂舎」で働きながら、大学生インターンの受け入れや企業研修の手配などを担っています。
人と地域をつなぐ仕事の中で意識しているのは、“都会と農業をつなぐ”こと。特に第一次産業を軸に、地域で生まれる価値がきちんと届く流れをつくりたいと考えています。
もともとは遠軽で育ち、その後は札幌の大学へ。浦幌に来た理由は、町が「未来を見て」まちづくりに取り組む姿勢に惹かれたからだといいます。
次の世代を見据えて動く大人たちがいる。その空気に触れて、「ここで暮らし、関わりたい」と思うようになりました。
移住してから古賀さんが実感したのは、食べ物の“距離”が暮らしの豊かさを変えるということ。
何者かわからない誰かのものをただ食べるのではなく、産地と直接つながり、顔の見えるものを選ぶ。
そうすると食がぐっと身近になり、日々の暮らしが満ちていく。
そしてその循環が回り始めれば、地域の生産者も、食べる人も、ともに支え合える——古賀さんの活動の根っこには、そんな感覚があります。
浦幌テロワールに参加したきっかけ
古賀さんが浦幌テロワールに参加したのは、「環境に負荷をかけない農作物」を広げる機会になると感じたから。
仕事として地域と関わる中で、自分はどんな選択をし、何を伝えていきたいのかを考えたといいます。
移住後にさまざまな食を経験するほど、産地と直接つながって食べることが暮らしを豊かにする実感が強くなりました。
テロワールは、その循環を“食”という手段でつくっていける場。だからこそ、ただ知るだけでなく、関わる側として参加を決めました。
今後どのような活動をしていきたいか
今後古賀さんが目指すのは、テロワールの価値をわかりやすい形で届け、日常の選択として根づかせていくことです。
「浦幌テロワールのものを買ってください」と伝えたい——それは単なる販促ではなく、生産者の想いや背景まで含めて届けたいという意味でもあります。
テロワールの中での役割は、みんなの思いを形にしていく事務局的ポジション。
企画や調整、伝え方を整えながら、参加メンバーがつくる価値がきちんと伝わる土台をつくっていきます。
顔の見える食の循環を広げ、浦幌の未来につながる選択肢を増やしていく——そのための“つなぎ役”として動いていく考えです。
